2016年9月5日月曜日

鳥無き島の蝙蝠たち(13)児島明子

ミス・ユニバースにおいて,有色人種初となる優勝者なんですって.
児島明子(wikipedia)
あの名門・土佐女子高校の出身,と言っても高知以外の人は全く分からないのでしょうけど.
当時の映像も残っています.
日本人女性が初のミス・ユニバース(NHK)

私がこれまで関わってきた大学には,意外にもミス◯◯っていう人が多いんです.奇遇です.
在学中,全国的にも話題になった学生もいます.
体育の授業を教えてた学生の中にもミス◯◯を受賞したっていう人がいたりして,へぇ,彼女ってそんな感じの学生だったんだ,と思わされることも.
やっぱり独特の雰囲気が出ているものですよ.

で,私の授業って体育実技でしょ,だからこういう学生の扱いはやや慎重になるのもたしかです.
繊細な修飾を施した薄いシャンパングラスを持たされている気分.ちょっとしたことで砕けそうな危うい美しさ.
顔はもちろんのこと,体のどこかにボールぶつけたら大変なことになるんじゃないかと心配になります.そんなことを心配する自分も情けない.
その度,豪快に乾杯の音頭をとってカチ合わせても割れることのない,ビールジョッキのような女性の方が良いのではないかと思わされます.

ちなみに,ミス◯◯みたいな話題に私は全然興味がありません.
ミス・ユニバースってなんでしょうね.ウィキペディアで調べて読んでみても,いまいち頭に入ってこない.
ウィキペディアの説明にはこうあります.
選考基準として、単なる外見の美しさだけではなく、知性・感性・人間性・誠実さ・自信などの内面も重視される。また、社会に積極的に貢献したいという社会性を兼ね備え、世界80カ国以上から集まる各国の代表と対等に立てるグローバルな女性像が求められる。(wikipedia:ミス・ユニバース)
なんだか最近の大学教育に求められているものと似てやしないか?そんな気がします.
なんとも私が嫌いそうなタイプの思想です.

じゃあなんでこんな記事を書いたのか?
さっき,ミス・ワールドっていうイベントの日本代表が決まったとかいうニュースが有りました.それでふと思いつきました.
「象使い」の資格持つ日印ハーフの吉川プリアンカさんミス・ワールド日本代表に(Yahoo!ニュース2016.9.5)

「ミス・ワールド」っていうのも,ミス・ユニバースと同じような選考基準らしい.
各国代表が集結する世界決勝は1ヶ月もの長さに及ぶ。数回に及ぶさらなる選抜、その合間のパーティーやディナー、舞踏会、奉仕活動が続き、最後には各国代表は15人から20人まで絞られて世界に中継される決勝に臨む。(wikipedia:ミス・ワールド)
民族性が強い人よりも,どこの出身なのか分からない容姿や態度,特技を持っている人のほうが評価が高いのかもしれませんね.
一体何を目指しているんでしょう.

ミス◯◯っていう話題を耳にすると,なんだか大学改革の成れの果てを見せられているような気がする.もっと言えば,大学改革ってミスコンのノリでやってるんじゃないか,という危惧.
無理やりこじつけると,そんな感じです.