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これからの花見は「離れて」するもの

桜の花見についてドローンとかコロナとかの話


全開の記事で,東京都知事が花見について言及していることを取り上げました.
こんなニュースでした.
花見は不要不急、小池都知事「桜は来年も咲く」(読売新聞 2020.3.28)

花見といえば「花より団子」ということで,実際のところ桜を見ることにかこつけた宴会が目的のイベントとして知られています.
今年はそんな宴会とかパーティーが中止になって喜んでいる人も多いことでしょう.

気兼ねしないメンバーでの風流な花見ならともかく,宴会目的だけの無教養な奴らと一緒に,酒飲んでカラオケいったバカ騒ぎに辟易している人は多いものです.


しかし,落ち着いて花見ができないこともたしかですね.
自由に歩き回れないらしいし,それが憚られる雰囲気,周囲の人間に気を遣わないといけないのは痛手です.

ちゃんとした花見は心を豊かにします.
オリンピック中止・延期なんかよりも,こっちのほうが文化的な活動としてのダメージは大きいかもしれません.


とは言え,それも都会だけの話.
田舎には全く無関係なのがコロナ騒動と花見です.

私の自宅周辺にはソメイヨシノやヤマザクラといった標準時期の桜が咲きました.
早い木であれば,既に散りかかっています.

ここで花見をする人なんか私達家族だけしかいません.
辺境の地でひっそりと咲いているのを,山仕事をしながら楽しむ贅沢な時間.

今年はドローンを購入したので,うちの山の桜を空撮してみたんです.
ずっと雨が続いてきたので残念な状況ですが,昨日の晴れ間に撮っておきました.
まだ時期としては早いので豪華な見た目にはなっていませんけど,いつもとは違った桜の山の楽しみ方になったと思います.

撮影した動画を見て,自分でも驚きました.
結構な勢いで見栄えの良い春の山だったんです.
実のところ,この季節の自宅にいるのも20年以上ぶりなので,どんな土地だったのか忘れていたんです.



撮影したエリアは,ここの地域の人たちが「東谷(ひがしだに)」と呼んでいるうちの山です.
自然に生えて育ってきている桜もありますが,半分くらいは私の父が長年かけて植樹してきたものです.
次は私の番ということ.

あと50年くらいすれば,もっとバランス良くて風流な雰囲気の山にできているかもしれません.
ちなみに,桜の木で埋め尽くすような下品な山にはしたくありません.
これまで父としても,山を眺めた際にきれいに見えるような場所に植えています.
他の木々とのバランスを大事にして,しかも春の桜だけでなく,春夏秋冬を通じて魅力的な山にしたいんです.
それを目指してがんばります.

なお,我が家ではソメイヨシノは好まれません.
ヤマザクラが好きなんです.
あの高貴な佇まいが魅力.

あと,台湾桜もうちのシンボルツリーになっています.
我が家の土地のど真ん中に植樹したもので,きれいな球形に育ってくれました.
それを撮影した動画はこちら↓






ドローンが免許制になるってよ


ドローンを飛ばして楽しんでいる現在ですが,実は免許制になるっていう話です.

ドローン操縦に免許制度へ、政府 22年にも、学科と実技試験(東京新聞 2020.3.30)
その記事によると,以下のような内容.
政府がドローン操縦の免許制度を2022年にも設ける方針を固めたことが30日、分かった。操縦者の目が届かない距離で、市街地上空を飛ばす場合など危険を伴う利用には取得を必須とする方向だ。一定の年齢制限と有効期限を設け、学科と実技両方の試験を課す。
ドローン活用の環境整備を議論する官民協議会が31日にまとめる報告書に盛り込む。法令違反をした場合の免許取り消しや更新停止なども規定する。危険の少ない飛行には免許を必要としない。


2022年以降は,免許を取らないとダメなんでしょうかね.
でも,「危険の少ない飛行には免許を必要としない」ってなっているんで,私みたいに秘境の地の自分の山の中で飛ばすぶんには不要なんでしょうか.
っていうか,私の自宅で飛ばしているだけなら,誰も取り締まれないですよね.
危険って言ったって,誰が危険かと言えば,その辺にいるイノシシとかシカとかでしょうし.

でも,将来的に海とか川とかでも撮影したいと思っていたので,そういう場合には必要になってくるのかもしれません.


学科と実技試験ということですけど,学科はわかるけど実技ってどうなるんだろう?
だって,ドローンの種類によって結構違うと思うんですよ.
どこまでの実技試験が用意されるのか興味深いところですが,こういう天下り先づくりのためのポッと出の制度って,黎明期はザルになるものですよね.


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