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思い出の楽曲|Kelly Sweet - We Are One|blogger共有



過去記事で,
「昔からCDはほとんど買っていない」
っていう話をしていましたが,iTunes Storeでのダウンロード購入は結構しています.

とは言っても,最近はあんまりポチってないですが.
購入のほとんどは,iTunes Music Store(ミュージックストア)時代ですね.

大学院生の頃から,私もマックブック・ユーザーになって.
それでアップル社のサービスをいろいろと楽しんでいました.
音楽をCD収録曲単位ではなく,単曲単位で購入するっていうのが画期的でした.

具体的に言えば,例えば音楽アルバムは多くの場合約3000円ですが,そこに収録されている10〜15曲のうち,実際に聴きたい曲は2〜3曲だっていうこともあります.
でも,iTunes Music Storeであれば,聴きたい曲をピンポイントに購入できます.

一方で,音楽を「アルバム単位」で購入しない人が増えたことによって,CDに収録制作しているアーティストの意図が伝わなくなっている,っていう指摘もあったりするので賛否両論ではあるのですが.

なんにせよ,iTunes Music Storeは「音楽の入手方法」に劇的変化を与えたサービスであることはたしかです.


また,iTunes Music Storeは初期のうちは野心的で,ときどき音楽を無料配布していましたよね.
今もたまにやるんだろうか?

実際,iTunesStoreのウィキペディアにはこんな記述があります.
当時のAppleのCEOであるスティーブ・ジョブズは「我々は違法ダウンロードと戦う。訴えるつもりも、無視するつもりもない。競争するつもりだ」と発言し、実際にP2Pによる違法ダウンロードに匹敵する人気を持つサービスとなった。

つまり,音楽入手方法として「経済性」が高い違法ダウンロードよりも,「利便性」で優位に立ってやるという思いを込めた発言でしょう.

事実,欲しい音楽を探して違法ダウンロードサイトを手間隙かけて検索するよりも,iTunesStoreなら1曲あたり数百円で手軽に確実に簡単に入手できるようになっています.


あと,無料配布されていた音楽のなかにも良曲は結構あって,冒頭に動画共有しているケリー・スウィートの「We are one」もそれです.
っていうか,このiTunesStoreの無料配布のおかげで,個人的な話として,音楽を楽しむ幅が広がりました.
まあ,そのための仕掛けという側面もあるのだろうが.

そんなこんなで,この「音楽消費」の趣旨が,今ではAppleMusicというサービスに引き継がれています.
つまり,音楽を「聴きたい曲を購入して個人所有で聴く」のではなく,「聞きたい曲を選んで聴く権利を所有する」というスタイルに変わってきているわけです.

ここまで言ってきて,実は私はAppleMusicは使ってませんが,同様のサービスであるAmazonMusicを利用しています.


現在では,曲そのもののセールよりも,曲を媒介としたイベント(ライブとかコンサートとか)や視聴サービス(YouTubeとか)による収益の方が大きくなっているのでしょう.
音楽アーティストの方々も,時代の変化についていかにゃならんところがあるのですね.


そんなことより,We are oneの話をしときます.
ケリー・スウィートはちょっとマイナーな歌手ですが,とても優れた歌声で人気の人です.
私もiTunesMusicStoreで無料配布になってなかったら知らなかった人ですが,一気にその魅力に惹かれました.
今はケリー・スウィートの名前ではなく,HALIENEという名前で活動しているようです.

歌唱力があっても,歌に恵まれないと人気が出ない,の典型の人みたいですね.

のびやかで安定した歌声なので,もっと活躍してほしい歌手の一人です.

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