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森保ジャパン反省会
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サッカー・ワールドカップ日本代表について
サッカー・ワールドカップの日本代表への期待が高まっています.
明日はいよいよ決勝トーナメントが決まるかもしれない第2戦の対コスタリカ.
メディアの報道ぶりをみても,俄然盛り上がってきています.
先日,強豪ドイツに勝利したことが,日本代表の評価をうなぎ登りにしているようです.
でも,ここ数年におけるサッカー日本代表の評価といえば,それほど関心をもって眺めていなかった私の目・耳に入ってくるのは,度重なる森保ジャパンに対するバッシングでした.
とにかく,森保ジャパンが目の敵にされていた印象しかありません.
それこそ,本年の流行語大賞にノミネートされちゃった「ちむどんどん反省会」みたいな感じだったと思います.
つまり,試合があるたび,森保ジャパンのここがダメだ,あそこがダメだ,この監督には期待できるところがない,早く辞めろ,もう手遅れだ,などなど.
大袈裟な話ではなく,まさに「森保ジャパン反省会」が毎度繰り広げられた4年間だったと思う.
ところがどうでしょう.
先日のドイツ戦で示されたのは,森保監督の采配が極めてハイレベルだったことです.
私もライブ観戦していましたが,試合の流れに沿い,そして一変させる素晴らしいものでした.
逆に,ドイツが見るからに後手後手だったことが印象的です.
以前,ワールドカップ南アフリカ大会で代表を率いた岡田武史監督も,そんな感じで叩かれまくってましたよね.
ところが,自国開催以外で初めて決勝トーナメント進出を達成するなど,思いのほか好成績を残した監督でもあります.
実際のところ,森保監督や岡田監督のことをダメだと思っているサッカーファンは少ないのかもしれません.
これらは,いわゆる「ノイジーマイノリティ」の声だった可能性もあります.
過去記事でも何度か触れていますが,私としては,サッカー日本代表は,年々,着実にレベルアップしていると見ています.
今回,ドイツに勝利したからというわけではなく,日本代表は20年前より10年前,10年前よりは5年前,5年前よりは今年,今年のなかでも最近...,といったかたちで,徐々にスキルを上げていっていると思いますよ.
今年は去年よりダメとか,今より10年前の方がよかった,なんてことはないと思います.
むしろ,これほど着実なサッカー技術のレベルアップに成功している日本サッカー協会の取り組みは,評価されて然りだと考えています.
ただ,私が気にしているのは,これも過去記事で何度か触れていることですけど,とは言え日本代表は世界的には格下チームであることを自覚して論評されるべきだろうという点です.
勢い,決勝に進めるのではないか?,もしかして優勝も可能なのではないか? などと騒ぎ立てるのは冗談半分にするべきです.
今回ドイツに勝てたのも,他競技と比べてジャイアントキリングが発生しやすい「サッカー」という種目特性から惹起された偶然性が強いわけで.
これをみて「ドイツは日本より弱い」なんてことにはなりません.
コスタリカにしても,たぶん日本より強いんだと私は見積もっています.
もちろん,スポーツはなにがあるか分からないから面白いわけで,優勝の夢を見ること自体は批判されることではありません.
ここで言ってるのは,あくまで「論評」のことです.
なんにせよ,とりあえず明日の試合を楽しく観ましょう.
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