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ブラック大学の日常を著した小説

お待たせしました,小説をアップしています


先日,
小説を執筆中|予想外に長引いている
という記事を書きましたところ,知り合いからメールをもらったり,匿名でコメントをいただきました.
誠にありがとうございます.

大変長く作業がかかってしまいましたが,ようやくアップロード完了しましたので,ここにお知らせします.

以下のリンク先,または,ブログ内のページリストから「大学の小説」を選択してください.
大学の小説

小説のタイトルは,
「どこへ出しても恥ずかしい」
です.



どんな小説なのか?


私自身が経験した,ブラック大学直前の大学における1年間を著したものです.
そのほとんどが,私の取材による「事実」を基にして書かれています.

もちろん,何から何までそのままではありません.
複数の人物を一つにまとめたり,あるいは一人を複数の人物に分けたり.
時間を入れ替えたり,まとめたりといったことをしています.

なので,まるっきり同じ出来事を知っているからといって,
「あっ,この事件はあの大学のアレだ」
「この人物はあの人だ」
などと触れ回らないでください.
それ,たぶん,違います.


この小説は以前,事実とまるっきり同じ内容で書いて,知り合いに配布したことがありました.
読者の多くは,この当該大学における教職員さんです.

そのうちの一人は,あまりに事実に則していて,それでいて事件の裏事情を知ってしまったこともあって,当時そこで働いていた気分を思い出し,1日ほど寝込んでしまったと,笑って話してくれました.
ブラック大学での勤務経験がある人は,取り扱い注意な小説です.

ただ,できるだけコメディになるよう描いています.
世の中,笑いが大事だと思うんですよ.


大学教員を目指している人には,ぜひ御一読をオススメします


このブログの読者には,「大学教員になりたい人」が結構多いんです.
今回の小説は,そんな人にぜひ読んでもらいたいですね.

現在の日本における,一般的な大学の日常を知ることができます.

もしかすると,実はあなた自身が「どこへ出しても恥ずかしい」という教員なのかもしれないからです.

そうでなくても,この「どこへ出しても恥ずかしい」教員は増加の一途をたどっています.
大学教員になったら,間違いなくこういう人物たちと対峙しなければなりません.

その時,あなたはどうすればいいか,その参考になれば幸いです.



小説のページはこちら.
大学の小説



コメント

  1. 小説を読み始めました。ブラック大学の実態として興味深いです。

    コロナ禍で少なからず多くの教員が研究や余暇を差し措いてオンライン授業の準備を余儀なくされていると思いますが、ふと思ったのは「オンライン授業で最も楽している人」はどんな風にやっているのだろうということです。そこで、「桑潟幸一准教授」シリーズを思い返しましたが、あのクラスの平時の授業の姿勢に問題のある人物がコロナ禍の時代に現実に生きていればどのように手抜きをしていたでしょうか?

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  2. コメントありがとうございます.すみません,返信しておりませんでした.頂いたコメントについて,新しく記事で話題にしております.「オンライン授業で楽をしている教員」というタイトルです.

    返信削除

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