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コロナの話題|世界各国の累積死者数が徐々に収斂してきている

いわゆる「コロナ対策」は,騒ぎ過ぎだった可能性がある


新型コロナウイルス騒動が始まって,すでに2年以上が経過しています.
このブログでも最初のうちはコロナの話題をしていたんですが,私自身,飽きてきたこともあって放置することが多くなっていました.

あと,もっと大きな理由としては,新型コロナの話題をすることにキナ臭い噂が出ていたからです.
特にYouTubeとかでは,WHOや世界各国の行政府が推奨していた「新型コロナ対策」について,なかでもワクチンとかマスクに関する「ネガティブな情報配信」をすると,一発レッドカード(コンテンツ削除,アカウント停止など)を喰らうようなんです.

もはやこの世界に言論の自由はないのか?
そんな暗黒社会へ突入したことに危機感をおぼえる人も多いようです.

私も,コロナに飽きたことだけでなく,下手にコロナの話題をしていて,ブログのアカウントが停止されたりするのも嫌だなと思ったりもして.
このブログって,グーグルが提供しているシステムなので,有り得ない話ではありませんからね.

これを機会に,ブログ記事の吸い出しと,引っ越しを本気で考えています.

以前から,「グーグルによる世界支配」とか「グーグル八分」とか,あとは「情報の恣意的な取捨選択」といったことが危惧されてきていましたが,それが如実に現れたのがコロナ騒動でしたね.
グーグルもここまでかなと,限界を感じている次第です.
今のうちにカウンター勢力をつくるか,検索などのバイアスを中和する工夫を考えておかないと,世界中が取り返しのつかない事態になるかもしれません.


とは言え,コロナ情報については,どうやら少しずつ冷静さを取り戻しつつあるようでして.
特に,ワクチンとかマスクに関する情報は,客観性や科学的根拠を伴う発信であれば,あまり消されなくなっているらしい.

しかも,ここ1年ほどは大手メディアの調査・取材による情報配信としてワクチンやマスクのネガティブ情報も入ってきているようで.
具体的には,東海地方のテレビ局であるCBCのYouTube公式チャンネルで,ワクチン後遺症とか厚労省のデータ改竄問題を取り上げています.
YouTubeと言えど,さすがに日本の大手メディアが出しているコンテンツは削除できないようですね.

私もまた,ちょっとずつコロナの話題をしていこうかなと思っています.
そんなわけで,先日もこんな記事を出したところです.


今回は,上述したサブタイトルにした話題です.

こんなサイトがあります.
新型コロナウイルスの影響を表すデータをまとめられています.
人口あたりの新型コロナウイルス死者数の推移【世界・国別】(札幌医大 フロンティア研 ゲノム医科学)

そこで人口100万人あたりの死者数をグラフで描くことができる機能がありますので,代表的な国を選択して描画してみました.

文字が見えにくいので解説しておくと,日本やアメリカをはじめとして,ニュースで話題になる国を選択してその累積死者数が表されています.
※画像をクリックすれば,大きくして見ることが出来る(はずです).

中央部を通っている水色の線が全世界の値(つまり平均)です.

比較のため選択した国は,感染拡大が危惧されていた2年前に爆発的な感染者数を出していたアメリカ,イギリス.
ワクチンを義務としてほぼ全国民に打ったイスラエル.
普通の生活を続ける作戦に出たスウェーデン.
いろいろと不安だったインド.
鉄壁防御を展開したオーストラリア,ニュージーランド.
アジアの優等生とされていた台湾.
ヨーロッパ代表としてフランス,ドイツ.
発祥の地であり,ゼロコロナを目指している中国.
あと日本.
といったところです.

いずれもコロナニュースで話題となる国々ですね.


図:人口あたりの新型コロナウイルス死者数の推移【世界・国別】(札幌医大 フロンティア研 ゲノム医科学)より


そういった国々の累積死者数を見てみると,どうやら「世界の平均値」に少しずつ収斂してきているように映ります.

たしかに,コロナウイルスが流行をはじめた当初においては,各国が採用した政策および国民性,民族性,社会性などが影響して,死者数に大きな開きがありました.
しかし,それが2年ほど経過してくると,その差は徐々に小さくなっているのです.

2年前に感染爆発を起こした国は,その後死者数の増加は緩やかです.
一方,2年前に徹底した感染拡大対策を施した国は,ここ最近になって死者数を爆発的に増加させてしまっています.
ニュージーランドとか台湾とか,これまでコロナ優等生と言われていたのに,もはや日本と変わりません.

これについてもっと詳しく見てみると,感染拡大当初に「ノーガード戦法(実際にはノーガードではないのだが)」として注目されていたスウェーデンの累積死者数は,同じく大騒ぎして対策していたアメリカ,イギリス,フランス,ドイツなどとほぼ一緒です.

どんな対策してても,結局結果が同じになるならノーガード戦法で良かったんじゃないかと思わされます.

これらの動きから外れているのは,ウイルス発祥の地である中国だというのも,なかなか興味深いところです.
でも,この様子だと中国も,感染拡大対策をちょっとでも緩めると,一気に死者数が増加する懸念がありますね.


いえ,死者数が急増するっていうのは,ある意味で当たり前なのかもしれません.
だって,感染対策を徹底してきたってことは,その国民・住民はコロナウイルスへの耐性が低いってことですから,そこにウイルスが入ってきたら影響も大きくなるのは必然でしょう.

あと興味深いのは,ワクチンが足りないぞと騒いでいたインドに比べて,ワクチンを全国民に打ちまくったイスラエルの方が累積死者数が多いという事実.
グラフのカーブも,ワクチンの接種率とどれほど関係あるのか.
ほとんど無関係じゃないでしょうか.


この調子であと1年,2年と経過すると,全世界ほとんどの国で累積死者数の差はもっと小さくなってる可能性もあります.

だとすると,早めに犠牲者が出たか,あとから犠牲者が出るかの違いだったということになるわけで.

しかもこれは「コロナウイルスによる死亡ケース」だけをカウントしているに過ぎません.
人はコロナウイルスだけでなく,他の要因でも死亡します.
コロナ対策によって避けられた犠牲が,他の要因で犠牲になっている可能性もあります.


実際,ここ数日の話題としても,日本の死亡者数データがそれを匂わせています.
日経新聞が以下のようなデータを報道しているんです.




つまり,こういうこと.

新型コロナウイルスに罹って死ぬ人は,年月が経過すればするほど同程度になる.
それは,初期の感染力が弱いが強毒性だったウイルスで死ぬか,後期の,弱毒性だが感染力が高くなったウイルスで死ぬかの違い.

そして,新型コロナウイルスで死ななくても,人はいつか死ぬ.
新型コロナウイルスを避けて延命できたとしても,その後,代わりの何かで死ぬことになる.
それが寿命というもの.


ちなみに,日経新聞が出した2022年の死亡者数については,
「ワクチンが原因ではないか?」
というのが専らの話題です.

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