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危ない大学に奉職してしまったとき「イベント企画対策」
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危ない大学に奉職すると,こんな仕事が舞い込みますよ.っていうのを以前紹介しました. ■ 「教職員用」危ない大学とはこういうところだ 前回はスパイ対策法をご紹介したところです. ■ 危ない大学に奉職してしまったとき「スパイ対策法」 そして今回は,イベント企画対策をご紹介します. 危ない大学では,学生が積極的/主体的に何かのイベントをやっているという状況をつくりたがります.それをホームページやパンフレットに掲載したりなんかして,広報に役立てようとします. ただ,教員も暇じゃないはずですから,出来る限り自分の手は煩わしたくない.そんなところかと思います. それでも,危ない大学に勤めていらっしゃる方々には「学内でなんか広報のネタにもなる良いイベントを企画してやれ」っていう指示が上層部から出ているのでしょうから,何かやらなきゃいけないと頭を抱えているんじゃないでしょうか. つまりこういう指令です. 「学生が積極的/主体的に何かやっているというイベントを企画せよ.すぐに」 ある日突然そんなことを言われても,なかなか出来ないわけですけど. 特に,こうしたイベント企画に慣れていない先生にとっては,地獄への入口に立った気分になるかと思います. こういう “突貫企画” ですが,成功せずとも “こなす” だけであれば鉄板ネタというものがありまして. もともと危ない大学の教職員であれば,それを切り抜ける(誤魔化す)ノウハウがあったりしますけど,まだ不慣れな先生方のためにご参考になればと思い,以下に示します. (1)音・美・体に頼る (2)「子ども」と「高齢者」「障害者」を対象とする これを組み合わせて,あとは各状況に応じたアレンジということになります. それでたいてい切り抜けられます. まずは(1)ですが,とにかく学内で音楽,美術,スポーツのクラブやサークルに入っている学生を把握しておくことです.ここはひと踏ん張りしましょう. そうした彼ら/彼女らと仲良くしておけば,貴方はきっと助けられる日が来ます. 特に体育会系の学生を毛嫌いする先生方も多いのですが,残念ながら危ない大学で戦力になるのは,真面目で大人しい学生ではなく,こうしたバイタリティのある学生なんです. 誤解しないでください.これ...
危ない大学に奉職してしまったとき「スパイ対策法」
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前回の記事では,いわゆる「危ない大学」に勤める教職員なら実感していただけるであろう現象をご紹介しました. ■ 「教職員用」危ない大学とはこういうところだ ということで今回は,そんな危ない大学に勤めてしまったんだけど,当面,転職することはない.もしくは,そこでなんとかやっていこうという人にとって参考になる事柄をご紹介しようと思います. 境遇が似ているのであれば,一般企業,役所なんかでも参考になるはずです. 今回はまず 「学内スパイ対策法」 についてです. 学生版については ■ 危ない大学に入学してしまったとき をご参照ください. ここでいう危ない大学とは,その多くが 経営難の大学 ではありますが,まだそこまで苦しんでいるわけでないのに,内部に向かって さも “経営難であることを煽る大学” というのも含まれています. ■ 反・大学改革論 のシリーズ などの記事でご紹介していることと照らし合わせてお読みください. ではさっそく,「学内スパイ対策法」 危ない大学ではスパイがはびこります.教員,職員,そして学生もスパイになっています. 誰と誰の仲がいいのか?上層部のことをどう思っているのか?大学の方針との親和性は? あと,これは自分の能力と関係するのでどうしようもないところですが,どのような授業をやっているのか?というところも諜報活動されることがあります. とにかく気を許してはいけません.特に若手教員や高学歴教員は要注意です.大学がまさかそんなところだとは知らなかった,という人が多いでしょう. 気をつかってくれる先輩教員,親切丁寧な職員,人懐っこい学生,そう思っていたら彼らがスパイだったというのは十分あり得ます. 差し障りの無い話をするだけにととどめておき,大学教育,教養や学問の重要性というところは話してはいけません. 経営難に陥っている組織・団体というのは,高尚で理想論のような話を嫌います. 正論を吐く人間はできるだけ遠ざけたいのです. 「経営難」と言ってるくらいですから,霞を食って生きるような思想は受け入れられません.彼らにとっては教育理念よりも収支バランスが重要なのです. そもそもなんで大学で諜報活動があるのか?というところですが,それはもちろん効率的な大学経営をしていくためで...
「教職員用」危ない大学とはこういうところだ
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今日はSTAP細胞研究の筆頭著者の会見が行われており,ニュースは祭り状態になっております. 私も学者・科学者の端くれという立場から本件について折にふれて話すこともあるのですが,いかんせんこのニュースは「論じるべき素材がまだ揃っていない」状態ですので,ブログでは控えております. 大変な事態であることはたしかなんですが,ニュースサイトなんかのコメントを見てると,ちょっとラリってる人が多いんじゃないかと心配でなりません. というわけで,ラリってるついでに以下の記事をお楽しみください. 危ない大学とか消える大学とか,あとは生き残る大学というのを扱う書籍を見かけますが,そうしたものを読んでみましても,やはり切実感と親近感を足して2で割った感情に欠けます. ここで一つ,教職員の方々であれば可能な限り奉職したくない大学というのはどんな大学なのか?という点に絞って書いてみました. 外からではわからない,働いた時にわかる,内部ならではのことです. 高校生や編入生,保護者といった方々にとって有益なことですと, ■ こんなホームページの大学は危ない ■ こんな挙動の教員がいる大学は危ない ■ こんなパンフレットの大学は危ない 上記これらをご参照ください. ちなみに,どんなに優良大学であろうと,その人間関係が悪かったり,一部の部署や教職員に業務のシワ寄せがいき,その人たちがブーブー言ってるなんてことはあり得ます. ここで論じたいのは,そういうどのような人間集団や組織にもあり得る話ではなくて,「危ない大学ならでは」の職場環境や現象です. 危ない大学の方々であれば,「あぁそれ,あるある」ということで楽しんでもらえるかと思いますし,私自身,奉職する大学ではそうならないように努力していきたいという戒めを込めて綴るものでございます. 以下の項目をみて「そんなの,普通の民間企業なら当たり前のことだ.これまでぬるま湯に浸かっていた大学が,やっと普通の民間企業と同じようになったんだ.お前たちも苦しまなければいけないんだ」と言い出す人がいるかと思います. そういう人は,「人類の尊い叡智を語り継ぐ者」としてはふさわしくありませんので,こうした学術教育の迷惑にならないよう,これ以上アカデミックな場に関わらないことを切に願い...
ベビーシッター事件から考える保育
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やっぱりというか,なんでこうなるのかというか. 前回の■ 慎重な待機児童対策を でも取り上げたベビーシッター事件に関する(確認できる範囲で)ネットの反応がヤバイです.悪い意味で予想通り過ぎて気分が滅入ります. この事件のニュースは以下の様なもの. 男児死亡事件で注目、「ベビーシッター」紹介サイト なぜ母親たちは利用せざるをえないのか (Yahoo!ニュースより) 被害者となった母親の境遇や,預ける理由について憶測が飛び交い, 「こんな危険なところになぜ預けたのか」「母親の方にも落ち度があるのではないか」「遊ぶために預けてたんじゃないのか」 などとコメントが溢れております. コメントしている方々としては「正義は我にあり」とドヤ顔できる楽しい話題なのでしょうけど,この事件を無駄にせず今後の教訓にしていくためには,こうした反応とは別の考察をしていかねばなりません. ここは一つ,慎重に議論していきましょう. この事件は,「保育」について真摯に議論すべきエッセンスがたくさんあります. ただ,上記のようなネットのコメントが氾濫し始めたようですので,ちょっと整理が必要です. 一つの文章にすると,本件はこういうミスリードになりつつありるので注意が必要です. 安かろう悪かろうのネット紹介型ベビーシッターに預けてしまったことにより痛ましい事件になってしまったが,その一方で,このような危険なベビーシッターに預ける親にも落ち度があるのではないかと考えられ,さらには,この親の境遇からしてこのようなベビーシッターに預けてしまう行動が生起された疑いがある. もしこのように事件が捉えられつつあるのであれば,非常に問題だと考えられます. なぜなら,上記のような捉え方から導き出されるのは, 「事件を起こした犯人が悪いのは当たり前なんだけど,ダメな親のもとに生まれた子供もかわいそう」 という極めて薄っぺらな,小学生の読書感想文のようなものに終わってしまうからです. 先に結論から言いますと,本件で私が主張したいことは以下のことです. 今回の被害者となった親の境遇がどのようなものであれ,そのようなことに関係なく, 安かろう悪かろうの保育産業が跋扈することを防がなければならないことが直視された事件 なのであり,そうした劣悪な保育産業・子供ビジネ...
慎重な待機児童対策を
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待機児童問題を始めとして,子育て改革,幼保一元化(幼保一体化)といったことにスポットが当たっていましたが,その改革に一石を投じる事件が発生しました. ベビーシッター:20代男を逮捕へ 男児遺体で神奈川県警 横浜市磯子区の20代女性が2歳の長男と8カ月の次男を預けたベビーシッターと連絡が取れなくなる事件があり、神奈川県警は17日、埼玉県富士見市東みずほ台のベビーシッターの関係先のマンション一室で、長男の遺体を見つけた。次男も一緒で病院に運ばれ入院したが、命に別条はない。県警はベビーシッターの20代の男に任意同行を求めて事情を聴いており、容疑が固まり次第、死体遺棄容疑で逮捕する方針。 関係者によると、男はこの一室を保育室として使用していたとみられる。県警の任意聴取に対し、「14日に2人を部屋に連れてきた。帰す予定の16日昼に薬を飲んで寝てしまった。翌朝、目覚めると亡くなっていた」などと説明しているという。 毎日新聞 2014年03月17日 20時58分 ついでに,同じ毎日新聞の記事で, ベビーシッター:届け出義務なく玉石混交 ベビーシッターは一般的に利用者の自宅などに業者が訪ねて子どもの世話をするサービスだが、国家資格ではなく、国や自治体に対する届け出の義務もない。独自の資格認定事業を行う公益社団法人「全国保育サービス協会」の鈴村忠則副会長は、「加盟業者は全国に約100社あるが、未加盟だけで400社弱はあるのでは」とみる。 厚生労働省は2015年4月から市町村が認可したベビーシッター業者に国と自治体が給付金を出し、利用者の負担を減らすよう仕組みを改める方針だ。しかし裏を返せば、現状は玉石混交だ。 厚労省などによると事件のようにマンションの一室で子どもを預かる形態は「認可外保育施設」に近い。同施設は児童福祉法に基づく行政の指導下に入るが、預かる人数が5人以下であれば、県や政令市などへの届け出は不要で、規制の事実上の「盲点」になっているという。 毎日新聞 2014年03月17日 23時47分 こういう記事もあるので参考に. 母投稿、男が連絡か 安さ売り、利用拡大 以前からこのブログでは「幼保」に関することについて,近い将来に上記のような条件と環境が整ってしまうこと(むしろ,既に整っていること),そして,そうした条件と環境によって正にこの種の...
近場だったところに足を運んでみました
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春の朗らかな風が邪悪な花粉を運んでくる憎たらしい季節となりました. そして,私も関東に移り住んでちょうど1年が経とうとしています. このたび,関西に用事が重なったことを利用して,それまで住んでいたところの近場の観光地を訪ねてみました. 「いつでも簡単に行ける」と思っていたところは意外と行かないものです. 結局,これらは今回が初めてのところばかりです. せっかくなので,「 神戸空港 」とやらを利用しました. いつもは新幹線を使うのですが,このさい,料金もさほど変わらないのですから“今後は使わない可能性が高い”神戸空港をチョイス. 前日に予約しても余裕で航空券がとれるとは,さすが神戸空港. 余裕かまし過ぎて電車が遅れるアクシデントに見舞われ,滑り込みセーフだった羽田空港78番搭乗口.息を整えながらのフライト. やっぱり飛行機は性に合いません. 以下は 長野県南アルプス上空あたり かな? 思わず撮ってしまいましたが,実は撮影禁止時間だったと思い返した着陸体制の時間. 毎度利用していた 明石海峡大橋 の上空です(右端が淡路島). これが神戸空港とやらです. 悲しいほどにガラガラなのですよね.高知空港と張り合えますよ.今後の活躍に期待したいところです. 三宮の人にはお馴染みの「 サンキタ通り 」と, その近くにある 生田ロード からの「生田神社」でございます(奥にチョット見えてる). この近くでは何度も呑んだり食ったりしていたのですが,今回が初めての参拝となりました.これが「 生田神社 」です. 先を急ぐ旅です. 今回は “神戸の名立たる神社仏閣巡りをすること” と位置づけ(いつもだけど),すぐさま電車でGO! 次は「 湊川神社 」です. ここの近くの体育館(神戸市中央体育館)には大学の大々先輩や知り合いもおり,仕事でしょっちゅう来てたくせに,今回が初めての参拝です. 「あぁ,ここが忠臣・楠木正成公の最期の場所かぁ・・」と感慨に短くふけって次へ. 西に足を運んで,今度は「 須磨寺 」.真言宗のお寺でございます. 一の谷の合戦の舞台であり,青葉の笛で有名な 平敦盛の首塚 があることで有名です. こ...