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危ない大学に奉職してしまったとき「高校訪問対策」

まじめな記事を書いていると気分が落ち込んでいくので,やっぱり楽しい記事を書こうと思います.

最近は危ない大学でなくても「高校訪問」という名の営業活動は行われています.
高校に直接出向いて,そこの進路指導を担当している先生なんかと話して,こまけぇことを省けば「本学に誰か生徒を寄こして」ってお願いする営業活動のことです.

高校訪問て何?っていう転任先生や新人先生にとって,「本学は先生方にも高校訪問に行ってもらいますので」って言われた時に参考になるであろう内容を取り上げてみたいということです.

ほとんどの大学では既に入試課とか広報課といった部署で,どのような高校訪問をすれば良いか分析・検討がされています.
本当に危ない大学であれば,不慣れな教職員用にアポの取り方とか面談時の対応方法なんかが台本として用意されています.

 
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ところで,
友人である高校の先生なんかに聞きましても,やっぱりと言いましょうか,
「高校訪問に来るような大学には生徒は行かせない」
というのが実情のようです.
でも,今にも死にそうな大学にとっては高校訪問が有効であることは確かなんです.
【以下,差別・侮蔑と受け取られかねない話になりますが,よく内容を咀嚼し,誤解無きようお願いします】

それは,高校側・教師側の都合です.
高校訪問に来るような大学,つまり,終わってる大学でもいいから,うちの下位生徒を「大学」とか「短大」,「専門学校」と名のつく所に進学させたという実績がほしい場合です.

そんな都合ですから,入試倍率が0.99倍を“越える”ような大学では勝負になりません.どんな生徒でも受け入れてくれるような大学(短大・専門学校)でなければ勝負にならないんです.
よって,高校訪問では“どんな生徒であろうと”文句を言わずに受け入れる大学を示すキーワード,すなわち,「面倒見が良い」「学生目線の教育」「高校との信頼関係」のアピールが強力な武器になります.

高校側とすれば「言ったからには受け入れろよ」という保証,ないし約束が欲しいわけで,それが高校訪問なのです.

つまり,第1希望は当然のことながら,滑り止めの第3・第4希望にもなっちゃうような「希望のある」大学に「高校訪問」の効果なんぞありません.

前置きが長くなってしまいました.でも,そういう事情が「高校訪問」にはあります.






本当に危ない大学の高校訪問の場合
そんなわけですから,「高校とその先生との信頼関係づくり」が本気の高校訪問ということになります.
御校の生徒を手厚く面倒を見ます,どんな生徒でも文句言いません,とりあえず無事に卒業させます.という次元の話をすることです.
でも,正直に「どうしようもない生徒さんこそ送ってください」なんて言ったらダメです.それは分かってもらえるかと思います.その手の話を遠回しに訴えることになります.

高校の先生も「先生」ですから,手の焼ける生徒が少しでも真っ当な人間に育ってほしい.可能であればより良い就職をしてほしいと願います.そこに響く訴えをすることになります.
手の焼ける生徒を普通の大学に通わせてもダメなことは,高校の先生が一番良く知っています.
そこはやはり面倒見の良さ,つまり「教員と学生の垣根の低さ」なんかを訴えると良いでしょう.「教室外の学び」なんてのもアピールポイントです.どうせそんな生徒に「教室内での学び」は期待できないんだから.

※後日,ガチで高校訪問しなきゃいけない大学用に記事を書きました.
危ない大学に奉職してしまったとき「本気の高校訪問対策」

さて,こちらで悩んでいる先生の方が多いでしょう,
あんまり危なくない大学の高校訪問の場合
最後にして今日の目玉なんですが.
結論から言うと,いかにしてサボるか?に尽きます.
大学運営のコンサルタントなんかが,高校訪問の指南をしてくれることもあるのですけど,はっきり言って無駄です(ごめんなさい).
大学運営は,企業や学校とは違います.高校訪問が有効なのは,高校訪問しないと来年には潰れるような大学だけです.そうじゃない大学ではマジメに研究教育に取り組んだほうがいいんです.

サボりましょう.
少なくとも,楽しめる工夫をしましょう.


もちろん,気づかれないようにします.
いかにして頑張ったふりをするか,そこを考えます.
たいてい,教員の場合は2人組でまわったりします.そんな時は可能な限り「高校訪問なんて意味ねー」ってボヤいている教職員と組めるよう画策してください.きっと楽できます.
逆に,高校訪問に意気揚々と取り組む人と組んだら,この上ない憂鬱な時間になります.気をつけてください.

高校に行っても,パンフレットとか「本学のセールスポイント」みたいな資料を置いてくるだけでいいんです.進路指導の先生なんかと面談をする必要はありません.どうせ向こうだって「えぇー,また大学から来たのぉ.今度はどこよ」などと面倒くさがってんだから.

ちゃっちゃと終わらせるのが,お互いのためです.むしろ好感を持たれるかもしれません.迫ってくる人より,逃げる人を追いたくなるのが人情です.

そんなに厳しくないなら,実際に高校に出向かなくても「行った」ってことにしときます.
証拠を求められても,相手がちょうど名刺を切らしていた,とか,名刺を持っていなかった,担当の先生が不在だった,所要があって対応できないようだった,忙しそうだったなどと言い訳すればOKです.

ここで重要なのは,面談していないのに「面談した」と報告してはいけません.なぜなら,次にその高校をまわった教職員が,「前回はうちの◯◯(あなた)がお伺いしたかと思いますが・・」なんて話になった時,運が悪いと面倒なことになる可能性があるからです.
やるにしても考えて動きましょう.

各校の進学傾向なんかを聞き取る任務が課されている場合もありましょう.
そんな時は,なんとでも言いくるめられる言葉があります.
地元志向,節約志向,資格志向,就職希望者が多い,資格取得希望者が多い,実学系,看護系,教育系,公務員系,これらを適当に組み合わせて「そんな傾向でした」って言っときます.
高校訪問にまわるような大学としては,上記のような高校しかまわらないんです.それに,そうじゃない高校だったとしても,上記のようなことを報告しておけば言いくるめられます.

あとは,高校訪問を担当したエリアの名物を楽しみましょう.
食事はなるべく豪勢にいきます.せっかくなんですから楽しまないと.
高校訪問に本気出す人と一緒に回ると,コンビニ食とかファストフード店で済まそうとします.
可能な限り名物を食べましょう.少し遠くても,その分の高校訪問を減らせばいいのです.それこそ,行かなくても「行った」ということにしときます.

お土産を何にするか検討してから高校訪問するのも大切です.高校を回るルートを決める上でも重要ですからね.

当たり前ですが,本当に危ない大学なのにサボったらダメですよ.マジで終わるんで(まぁ,人類のためにはそれも良いかもしれないが).
※本気の高校訪問対策はこちら↓
危ない大学に奉職してしまったとき「本気の高校訪問対策」

その他の危ない大学対策は,
危ない大学に奉職してしまったとき「スパイ対策法」
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危ない大学に奉職してしまったとき「教員評価制度対策」
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