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自慢|「オンライン・ライブ中継で授業する時代が来る」と,かつて授業で紹介していたよ
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教員養成科目で「Ustream」の活用法を紹介
以前勤めていた大学で,保健体育科教員のための授業を受け持っていました.
主に実技の科目ではあるんですが,合間合間に授業方法のコツやアイデアを紹介する時間を作っていたんです.
屋外の大人数相手での話し方のコツとか,ゲーム感覚で楽しませながら集合・整列させる方法とか,そういった保健体育教員に求められるやつです.
そんな中に,まさかこんなに早く求められることになるとは思わなかった「オンライン授業」もあります.
今から10年前のことですから,まだまだ「オンライン授業」が展開できるネットサービスもなかったので,「例えばこういう感じ」という紹介が難しくて悩んだものです.
ただ,その時は既に「LINE」が登場していたし,学生の側も,大学が用意したポータルサイトを普通に活用するようになってきた時期でしたので,それをもとにイメージしてもらったと思います.
毎度特にウケが良かったのが「Ustream」を使った授業展開の提案でした.
Ustreamって,もう知らない人もいるんじゃないかと思います.
この10年のうちに消えてしまったネットサービス(まだ残ってはいるけど)のうちの一つで,動画共有サービスのことです.
■Ustream(Wikipedia)
ロゴはこれ.
ライバルであるYouTubeとか,あとはニコニコ動画みたいなところでも,同じような動画共有サービスが開始されてしまったことと,「スマホ対応」に遅れをとったことが消える原因とみられているそうです.
私は,結構前からこの手のサービスには期待してたので,Ustreamには注目していました.
アカウントも持ってまして,どんなことが出来るのか模索してた時代が懐かしいです.
「いいかい皆,君たちが将来教員になって,たぶん40歳くらいになったら,こういうネットサービスを使って授業する可能性が高いんだよ」
「その時,時代に取り残された教員になっちゃいけないし,こういう教授方法のメリット・デメリットを熟知した上で活用しないといけないからね」
って言っても,当時の学生たちはの多くはポカーン状態でした.
もともと,学校教育の現場は,教授法についてはとても保守的です.
さらに学習指導要領に基づく授業の展開例が示されているので,それを差し置いて,先生たちが新しいことに取り組むには非常に勇気がいります.
それこそ,感染症なんぞが大流行して,学校に通えなくなる事態に直面しないと改革しにくいのです.
そのときの大学生のなかには,その後教員になった卒業生もいるでしょうから,今年の学校では,
「あぁ,あの時に先生が言ってたことだ」
と思い出してくれていることでしょう.
それはさておき,当時の私がどんなことを紹介してたかと言うと,例えば....
(1)ウェブカメラで学校の内部を保護者や生徒にリアルタイムで完全公開する
こういうのを「パノプティコン」と呼ぶそうですね.
最近知りました.
これを扱ったブログ記事もあります.
書籍も販売されています.
上記記事でも言及していますが,私としては,「情報公開の切り札」であり,「いじめ対策の切り札」でもあると考えているので,案外近いうちに,どこかの私立学校が始めるんじゃないかと思っています.
あと,単純に怪我や病気,諸事情等で「欠席」した生徒が,その日の授業を一緒に受けることができる,というメリットもあります.
そのうち,わざわざ学校に出席することの意義も再検討されるかもよ,って話してました.
で,そうなったら「スポーツ」「体育」の教育価値が再評価される日がくるから,その日のためにちゃんと勉強しときなさい,とも.
(2)複数の教室をまたいで同時並行に授業ができるようになる
分かりやすいところで言えば,ゲスト講師を呼ぶっていうのがそれですね.
その学校・教室の場にわざわざ足を運ばなくてもいいとなれば,ゲスト講師招聘のハードルはかなり下がるわけです.
他にも,別の学校の授業と共同でやれたり,民間企業の研修会とか,大学の授業とコラボする時代がくるかもしれないね,っていう話です.
(3)生徒と一緒にビデオ映像を授業で使う
もはやこれは現状で活用されていますね.
まさかここまでビデオカメラやスマホカメラの閲覧システムが発達するとは思いませんでした.
10年くらい前だと,それなりに詳しい人じゃないと使えなかったんです.
でも,今は子供の方がバリバリ使ってる.
なかでも最も重要な進化は,閲覧するための処理が軽くなって,ストレスがなくなったことです.
撮ったものを,「すぐにその場で」のレベルが格段に上がりました.
以前は,撮るのは簡単だけど,それを見るのに皆バタバタしてたので.
いわゆる,eラーニングとか
動画サービスばかりじゃなくて,他のウェブサービスについても紹介してました.
例えば,これまた消えたサービスである「YAHOO!ジオシティーズ」を使ったものです.
(この10年で,ホントなにもかも変わったね)
「ジオシティーズ」って知ってます?
これも,もう知らない人も多いでしょう.
いわゆる,無料ホームページサービスの草分け的存在です.
■ジオシティーズ(Wikipedia)
数年前までこのアカウントも持っていたんですけど,結構いろんなことができたので大学教員として活用させてもらってました.
無料版は100MBという少ない容量ながら,ネット上に「こんなカラクリのページが作りたい」という要望に応じたテンプレートがたくさん無料配布されてまして.
それを拾っては改造することで,自由度の高いことができたんです.
私は,それを使って授業の「模擬期末テスト」を作ってましたね.
4択問題集をたくさん作っておいて,それをランダムに20問出題させて,「回答結果」とか「正解の解説」とかを表示させる,っていう感じ.
いわゆる「クイズ」のサイトデザインのテンプレートがあったので,使わせてもらっていました.
この記事を見ているあたなが研究者でしたら,イメージとしては,「研究倫理eラーニング」みたいな感じだと思ってもらえれば,それです.
あとは,自動車免許のeラーニングとか.
っていうか,ようするにeラーニングです.
当時は,eラーニングって言っても,あまりピンとこない人が多かったんですよ.
特に学生は.
今じゃ,eラーニング用のウェブサービスもあるんじゃないですかね.
私としては使い勝手とか学生ウケがとても良かったので,結構オススメの教材です.
もちろん,これをメインにしちゃダメですけど.
そうやって作ったページのURLを授業で公開して,
「期末テストにどうしても合格したい人は,このURLで模擬テストができるよ」
ってアナウンスするのです.
まじめな学生は,そのページで繰り返し練習するみたいですよ.
全問正解ができるまで,自宅とか大学のパソコンで問題を解きまくるらしい.
そんなわけで,そういったものを紹介して,学生に実際に取り組んでもらって,
「将来の学校教育では,こういうものが活用されるようになる」
ということを伝えていました.
まさかこんなに早くなるとは思いませんでしたけど.

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