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選挙で投票する気のない私による2022年参議院選挙(開票前)

いよいよ参議院選挙が盛り上がって参りました(ってことにしておく).

それよりなにより,昨日から降り続く大雨で,高知はずぶ濡れ状態です.
昨夜は私の自宅もちょっとヤバいかも,って思ったくらいでした.

今年は初夏なのに肌寒かったり,そうかと思えば猛烈な暑さに見舞われたり,雨が降らないまま梅雨が明けそうだと思ったとたんに豪雨だったりと,ある意味では「平均」にすれば平年通りなのかもしれません.
地球って,なかなかうまく出来ているものなのでしょう.


そんな中での2022年参議院選挙.
注目すべきところは,兎にも角にも「新型コロナ」と「景気」,そして「エネルギー問題」でしょう.

てっきり,ロシアによるウクライナ侵攻をうけて「安全保障」が注目されるものかと思いきや,ここにきて物価高騰と電力逼迫が日本国民に強烈なプレッシャーを与えてきました.

これをどうにかしてくれ,っていうのが喫緊の課題になっています.

今日現在の読売新聞によるTwitterでの調査では,こんな感じになっています.
参院選争点ツイート分析、猛暑で「エネルギー」急上昇…消費税議論で「景気・雇用」も伸びる(読売新聞 2022.7.5)

読売新聞 https://www.yomiuri.co.jp/pluralphoto/20220705-OYT1I50090/


ただ,私としては「争点」というのは選挙における客寄せに過ぎず,実際の政治においては総合的かつ統合的,そして「できるところからやる」「急ぎのところからやる」という取り組みをしてくれればいいと思っています.

例えば,新型コロナへの向き合い方ひとつにしても,景気やエネルギー,社会保障や教育問題,憲法改正などとも密接に関わってくる話だからです.



そんな私ですが,過去記事で「選挙では投票しない」という信条の持ち主であることを,その理由も含めて述べたことがあります.
かつては,
「民主主義社会とはいえ,選挙には行きたくない」
という感じでしたが,いつからか,
「民主主義社会だからこそ,選挙には行ってはいけない」
と考えるようになりました.


選挙がダメなら何だったらいいんだ? って思う人もいるかと思います.
それについて私は「抽選制」で政治家を選ぶ方法を提唱しています.

これはなにも奇抜なアイデアではありません.
極めて普通の,民主主義社会を構築する上での古典的な方法です.


そして,選挙で投票しなかったからといって,政治に無関心なわけでもありません.
投票しようとしなかろうと,日本に住んでいる以上は政治参加は十分可能です.
よく,「選挙に行かなかった奴は文句を言う資格はない!」などと,意味不明な理屈で罵る人がいますが,それがどれほど的外れな言動なのか論じたこともあります.


とは言うものの,選挙を取り巻く状況を「私好み」に変えることなどできません.
とりあえず,今は今の選挙をやるしかないわけです.

その上で,今回の参議院選挙について雑談してみましょう.
どうせどこにも投票しませんから,そんな奴の言うことだと思って聴いてください.


ほぼほぼ与党・自民公明が勝つんでしょ?


FCバルセロナ v.s. どっかの中学サッカー部,くらいの前評判なんですよね.
なので,のんびり結果を待つことにしています.

どっちに勝ってほしいか? ってことになっても,そりゃまぁバルセロナでしょう.
バルサと中坊のサッカー,どっちが見てて楽しいかって言われれば,やっぱりバルサ.

そんなわけで,とりあえず自民公明が議席をたくさん取っておけばいいかなと.


では,もし私が選挙に行ったとして,どこに投票するのか考えてみると,自民公明ではありません.
なるべく票がバラけるようにしたいので,「ごぼうの党」とか「参政党」あたりですね.

ごぼうの党(公式ホームページ)
参政党(公式ホームページ)

実際,ごぼうの党の人とか,参政党の何人かを議員にすれば,何かしらの化学反応を起こしてくれそうな気もします.
再選する気の無い人,議員であることに拘りの無い人が議会に入れば,そこで自爆テロ(もちろん比喩ね)をやってくれそうなので.

風通しのいい政治が大事だと思っていますので,自公にまったく期待できない分,そこには期待したいところです.


ところで,朝日新聞デジタルに,政治課題における自分と各政党との一致度を調べるページがありました.
「参院選2022朝日新聞ボートマッチ」というページです.

それぞれの質問に回答することで,自分がどの政党の政策と似通っているか知ることができるというものです.
私がこれに回答してみたら,こんな結果になりました.


なんとも微妙ですね.
一番高いところでも,7割くらいしか一致してないわけで.
逆に言えば,どこの政党とも半分以上は一致しているとも言えるわけで.

つまり,私が持っている政治的意見を十分に汲み取れる政党はないということでもあります.
それだけに,やっぱり議会での真摯で慎重な「議論」が大事だということです.

ということは,「抽選」で政治家を選んでもいいんですよ.
選挙である必要はありません.
政治家をやれる人がやって,そこで丁寧に議論して,妥当な落とし所に着地した政策を実行してもらえれば十分なのです.

なお,議席をもっている9党との一致度が表示されますが,これを諸派である,ごぼうの党とか参政党の人にもやってほしいですよね.

詳しい分析結果は,朝日新聞デジタルの会員登録をしないと見れないので,無料ではここまでです.


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