投稿
注目の投稿
大学生用:普段着に使えるスポーツウェア|むしろ,スポーツウェアがファッションの最先端
- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
過去(2017年)に, ■ 大学生用:おしゃれしない人のためのオススメの服装 を紹介しています. そこでは, 「スポーツウェアこそ大学生の普段着に最適」 という話を展開してきました. それも, 「おしゃれしない人」 に向けて書いてきたのですけど,どうやら最近は, 「スポーツウェアこそがおしゃれのトレンド」 という世界的な傾向があるようです. そんな状況がネット記事にもなっています. ■ ニューヨークでは「アスレジャー」が大流行 (ビジネス・インサイダー2017.9.9) アメリカ人のファッションは大きく変化した。伝統的なファッションブランドにとっては大打撃だ。 「アスレジャー(Athleisure)」と呼ばれる スポーツウェアを日常的に着るトレンドが、今やアメリカ全土を覆い尽くす勢いで広がっている。 調査会社NPDグループによると、アメリカのスポーツウェアの売り上げは、2016年、前年比11%増の459億ドル(約5兆円)に達した。この数字は伝統的なファッションブランドをはるかにしのいでいる。 これまでアスレジャーを引っ張ってきたのは、ルルレモン(Lululemon)やアンダー・アーマー、ナイキなどのスポーツブランドだが、最近になって、Gap、J.クルー、Forever 21などのカジュアルブランドが大きな商機とみて積極的にこの市場に参入している。 いえ,実は私としては本当は驚く必要はありません. なぜなら,ずっと以前から, 「スポーツウェアがファッションの方向性を決める」 という哲学・思想系の記事を書いているからです. ■ 井戸端スポーツ会議 part 42「スポーツウェアが次世代のファッションを決める」 ■ 井戸端スポーツ会議 part 41「スポーツで考えるファッション」 ファッションのことが本気で気になる学生は,こちらを読むことをオススメします. 「スポーツウェアがファッションを方向性を決める」 というのは大げさな話ではありません. 事実です. ■ 井戸端スポーツ会議 part 42「スポーツウェアが次世代のファッションを決める」 で書いたことを,写真を交えて超高速でおさらいしておきますね. 興味ない人は飛ばしてもらってもいい...
卒論・修論のための「統計」の部分の書き方
- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
論文の「統計処理」や「統計手順」を書くことができずに悩んでいる人へ データを統計処理して論文を書き始めたものの,「統計」の部分で止まってしまう学生は多いものです. 恥ずかしがることはありません.当たり前です. 論文を書いたことがない上に,統計手法や手順についても知らなかったのですから. 学生が悩むのは以下のようなものでしょうか. 1)「t検定を使った」と書きたいけど,どうやって使ったのか書けと言われた. 2)相関関係について書こうと思ったけど,ピアソンの積率相関係数というのは何? 普通の相関関係と違うの? 3)カイ二乗検定の書き方のために他の論文を読んでみたけど,いろいろな書き方があってさっぱり分からない. 実際のところ,論文の書き方は,研究領域や指導教員によって異なります. 卒論や修論ではなく,「研究雑誌」への投稿にしても,どこまで詳細に書くか,簡素化するか,については雑誌によって異なりますし,編集者・査読者(論文の掲載許可を出す人)にもよります. つまり,「こうやって書くのが最も正しい」と言うことはできないのです. なので,今回紹介するものを参考に書いてもらったあとは,指導教員や院生に書き方を教えてもらってください. 卒論や修論は,たいてい以下のような構成になっています. (1)序論 (2)方法 (3)結果 (4)考察 (5)結論 その中でも,「統計」の部分を書くタイプの卒論や修論は,「方法」のところにそれを書きます. 多くの場合,以下のような構成になっています. (1)対象(被験者など) (2)測定方法(調査方法など) (3)統計(統計処理) 例えば,「学部学科別の身長・体重の違い」という研究論文を書く場合は,以下のようになります. (1)対象:「被験者」と題して,どこの学部学科の学生を対象にしたのか書くところです. (2)測定方法:「身長の測り方(身長)」「体重の測り方(体重)」と題して,どのような測定器を使ったのか,どういう状態で測定したのかを書きます. (3) 統計 :ここでデータの統計処理の方法について書きます. 今回の記事では,この部分の書き方を扱います. (1)データについての記述 統計手法の記述に入る前に,データそのものの記述が入る場合が...
大学教職員は要注意|そろそろ「大学生のいじめ自殺」が取り沙汰されます
- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
前回の記事は,最近の大学では「学生のいじめ問題」が表面化してきたことをお話しました. ■ 初年次教育を担当している先生は要注意|そろそろ「大学生のいじめ」が始まる季節です 学内の「いじめ問題」に適切に対処しないと学生が自殺しちゃったり,その対応が不適切だと叩かれます. 今はとりあえず「学生の自己責任」と「学生相談室の充実」で済ませられていますが, 世間やメディアが「大学の責任」を問うようになってくるのも時間の問題 です. 特に,近年は 「クラス制」 を導入している大学も多いので,これがいじめの温床になっている可能性があります. さらには, 「初年次教育」と称してクラス担任制も設けているので,そうした初年次教育を担当してる先生は要注意ですよ. という趣旨のものでした. (1)自殺者数が多いのは小中高の生徒ではなく,ダントツで大学生 このブログでは,「子供の自殺」について,感情的に「いじめ問題」と関連付けることを避けましょう,という趣旨の記事を何度か書いてきました. 例えば, ■ 続・子供の「自殺」について落ち着いて考えよう そこでは「低年齢の子供」に焦点を当てていましたが,これを「大学生」にすると違った見方になります. まず, そもそも「教育現場における自殺」においてダントツで自殺者数が多いのは大学生 です. 以下にその記事で紹介したデータをお示しします. 日本の大学進学率は約50%ですから,ほぼ100%である小中高と比べても,遥かに高い自殺率であることがわかります. 警察庁データ(2017年)より その内訳ですが,「大学生」というくくりでのデータを見つけられなかったので,2018年における警察庁の自殺データから推測します. データ元は,このPDFページです. ■ 平成30年中における自殺の状況 付録(221KB) (警察庁「自殺」データ) そのデータをみると,2018年において「学校問題」で自殺した20歳〜29歳の人は163名でした. 20歳以上で「学校問題」となると,ほぼ大学生になるという推定です(もちろん,20歳以上の高校生が含まれている可能性や,19歳の大学生が省かれていることは承知の上です). その「(20歳〜29歳の)学校問題」における自殺原因の内訳は, 入試に関する悩み...
初年次教育を担当している先生は要注意|そろそろ「大学生のいじめ」が始まる季節です
- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
このブログは「いじめ問題」を取り上げることの多いのですが,たいてい学校教育現場におけるものばかりで,大学のケースは放置してきました. もともと大学キャンパス内において「いじめ」を見かけることは少ないという理由もあります. しかし,「いじめ」と呼称していないだけで,実質「いじめ」であるという場合は散見されます. 実際,18歳を過ぎてから「いじめ」だなんだと騒ぐのは,子供っぽいということで無視されていた経緯もあるでしょう. これは言い換えれば,世の中の人のほとんどが, 「いじめは子供のすることで,大人になったら『いじめ』は “いじめ” ではなく,それは『嘲笑』とか『社会的評価』をしているだけ」 と認識しているとも言えるからです. 簡単な話です. ようするに,大人になったら「いじめられる方が悪い」という理屈が正論として通るのです. 大人になると言い訳がうまくなったり,権力構造が明確になるので,「いじめられる方に問題がある」という,いじめっ子独特の理屈が正当化されやすくなります. でも,さすがにそれはダメだろうということで,近年は「いじめ」ではなく「ハラスメント」という呼称にして対応しているのが実際のところ. これはちょうど,かつて「生活習慣病」だったのが,近年になって「メタボリックシンドローム」とカタカナにして呼称しているのと同じです. “生活習慣による病気” という名称だと生々しいので,カタカナにしてかっこよくしてみたわけですね. (1)最近の大学では「いじめ」が多い? 結論から言えば,「いじめ」や「ハラスメント」は人間社会で必ず発生する現象です. なので,大学でも当然発生します. しかし, いわゆる「学校のいじめ問題」が大学でも発生する ようになりました. 明確なアンケート調査とか観察をしているわけじゃないので,私なりの皮膚感覚ですが,そのように感じます. 誰か調査してもらえたらと嬉しいです. きっと「いじめ」で苦しんでいる学生は多いと思いますよ. そしてそれは,かつての大学生よりも増えている可能性が高い. 「いじめ」や「ハラスメント」をするのは,どうせ社会的底辺の奴らなんだから,Fラン大学(底辺大学)に多いんだろ?と思う人もいるかもし...
学校の運動会についての体育学的解説
- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
先日,ある大学教員の方と, 「こんなに忙しいのに,自分の子供が通っている学校の運動会の準備を手伝わされて困っている」 という話題で盛り上がりました. タイムリーなことに,以下のような記事も出ています. ■ 運動会はなんのため?だれのため? (Yahoo!ニュース 2019.5.31) 春の運動会シーズン、真っ盛り。最近のニュースでも、午前開催の”時短”運動会が増えてきていることや、危険性の高い組み体操を続ける学校があることなどが紹介されていた。 運動会の時間やプログラムについて考えるのは大事なことだが、もっとも重要な論点が十分に確認されないままになっている、と思う。 それは、実にシンプルな問いだ。 「運動会はなんのため?だれのため?」 学校の先生たちとしては,学校の年間行事として慣例のものだから,「来年もやろう」「今年も準備しよう」というのが実際のところです. そんなに意義や目的を毎回考えながら展開しているわけではないでしょう. 事実,学校の先生を目指した人間なら結構知っていることとして,「『運動会』の開催義務はない」のです. 上述したリンク先の記事にもその旨の解説があります. 運動会はなんため、だれのためか。小学校の学習指導要領(H29告示)を読んでみよう。なにも指導要領を金科玉条にする必要はないが、大事な拠り所のひとつではあるはずだ。 ところが、なんと、指導要領には一言も「運動会」という言葉は出てこない。この事実を教職員は知っているだろうか? 正確に言うと、特別活動の学校行事のひとつとして、「健康安全・体育的行事」という記述はある。この体育的行事のひとつの例として、運動会はある。(指導要領の本体ではなく、解説には運動会との文言は出てくる。) 極端な話をすると、「うちは運動会はしません」という学校があってもよいわけである。 ■ 運動会はなんのため?だれのため? (Yahoo!ニュース 2019.5.31) 「この事実を教職員は知っているだろうか?」って,たぶん知ってますよ.学習指導要領をみて計画立ててるんですから. でも,運動会が一番わかりやすい「健康安全・体育的行事」なので,それを利用しているのです.学習指導要領「解説」にも載っていますし. しかも,繰り返しになりますが,「学校としての慣例」であり「年間行事」のよ...
ゲーム・オブ・スローンズを完走した|かつて『伝説のオウガバトル』というゲームがあってだな
- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
実はずっと見てました「ゲーム・オブ・スローンズ(GOT)」. 非常にクオリティの高い舞台や衣装,それによる映像が長期間にわたって展開され,「ROME」とならぶ,伝説的な連続ドラマと言えるでしょう. これがついに最終章を迎えました. 2011年から始まったドラマなので,9年かけて作ってきた大作です. 子役だった俳優も,すっかり大人になっています. この手の長編ドラマにありがちなのは,着地点が見つからなくなって無理やり終わらせるパターン. この私のブログ名でもある 「デウス・エクス・マキナ(Deus ex machina)」 という手法が用いられることもしばしばあります. しかし,本作は切れの良いところで終わらせることにしたようです. ところが,この最終章と結末に不満を持っている人も多いとのこと. ■ 「ゲーム・オブ・スローンズ 最終章」ファンが作り直しを求めて署名活動70万人超え (シネマカフェ 2019.5.17) 8シーズンを通して世界中の人気を集めた「GoT」が、あと1話で完結する。しかし、ファンたちからは、ファイナルシーズンである今シーズンの内容に「納得がいかない」という不満が噴出。「ファイナルシーズンの全話を撮り直してほしい」との嘆願書を作成。署名活動が展開中だ。 署名活動を始めたファンは、「デヴィッド・ベニオフと、D・B・ワイスは、参考にできるもの(たとえば原作小説)がないと、嘆かわしいほど無能な脚本家であることを自ら証明してしまった。『GoT』のファイナルシーズンは筋の通ったものであるべき」として、「有能な脚本家を起用の上、ファイナルシーズンを作り直して」と製作局のHBOに訴えている。 私としては,この最終章の流れと結末は「納得がいく」ものでした. でも,納得がいかない人がいることも分かりますよ. 群像劇系のドラマを長期にわたってやってしまうと,各キャラのバックグラウンドや生き様といったものへの思い入れが深くなってしまうので,何をやっても批判が出るものです. これはちょうど,政策論争とか,いじめ問題への対処とよく似ている.そんな気がします. 【以降,ネタバレがあるので結末を知りたくない人は見終わってから読んでください】 『伝説のオウガバトル』 というテレビゲームをご存知ですか? 19...