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結構まじめに考えた「選挙で投票に行かない理由」はこちらです

先日,このブログにたどり着いている訪問者の検索クエリの話をしましたよね.
他にもどんなのがあるのか調べてみたら,「多重比較 理由 簡単に」などという検索をかけている人もいました.

で,訪問しているページは,
っていうやつ.

あらためて自分で読み直してみたんですけど,なかなか分かりやすい説明をしてくれています.
古いので,もう自分でも何を書いているのか忘れてきているもんですから,記事を読みながら「へぇ〜なるほど,多重比較検定ってそういう仕組みなのかぁ」って納得できました.

もし学生に統計処理の説明を,なかでも多重比較検定について説明が難しいと思っている人は,こちらの記事を参考にしてもらえると良いかと.
「計算式を一切使わない説明」ということで,なかなかとっつきやすいものになっています.
(説明するために数式を出したら,蕁麻疹を起こす人もいますから)


選挙で投票することは善ではない


ところで,「あらためて読み直したら,自分の説明に自分で納得できた」という記事は他にもあって.
この時期,どうやら「選挙」についての記事もチラホラ読まれているようで.

ブログ内検索にそんなのがあったりします.
で,たどり着いているページはこういうやつ.


私は以前から「選挙では投票行為をしない」ことを信条にしているのですが.
こういった人間に対する世間の風当たりは,なぜか強く.
その理由を説明するのも大変なんです.

で,その理由説明をしているのが,これらのブログ記事でして,これまた自分でも読み直してみたんですけど,「やっぱそうだよなぁ」って.

いくつか記事を書いていますが,そのなかでも特に,
でまとめられています.

そこでは,人間がなぜ「選挙」に対して燃え上がるのか.
そして,なぜ選挙で投票することをあたかも「義務」のように考えてしまうのか.
また,選挙で投票しない人を批判したがるメンタリティはなんなのか.
さらに,選挙に代わる「抽選制」の可能性についても論じています.

結論としては,
民主主義では,選挙結果に囚われず,各々が自由に政治について語ることが基本中の基本
であることを忘れてはいけない,っていうことです.

選挙において「投票」が義務になっていない国が多いのも,それが理由だと考えられます.
つまり,民主主義の本質的な部分において,選挙における投票行為は必要不可欠なものではないからです.


なお,抽選制については,
で詳細に語ってみました.

詳しくは,D・ヴァン・レイブルック 著『選挙制を疑う』

という本を読んでください.


あと,「選挙と投票」について過度に熱を上げている人がおられましたら,ぜひ冷静になってください.
という記事で,こんな書籍を紹介しました.

ジャン=フランソワ・マルミオン著『「バカ」の研究』

「バカ」についてまじめに研究した本なのですけど.
そこで指摘されていることのひとつに,
「バカな奴ほど選挙で投票することを好む」
というものがあります.

他にも,
で紹介した「バカ」の特徴は,そっくりそのまま「選挙と投票に熱を上げる人々」に当てはまります.
すなわち,バカな奴ほど「投票しなかった人は政治に口を出してはいけない」と言いたがるのです.
気になる人は,ぜひ上記記事をどうぞ.


選挙と投票は,バカ騒ぎでしかない.

まだまだ未熟な私としては,そんな目で選挙と投票を見てしまっています.
もうちょっと歳をとったら,もう少しは穏やかな目で見られるようになるでしょう.


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