注目の投稿

大規模米農家の方が潰れやすい件を、もっと広めるべき|なめちゃいけない「水路」の話

いろいろごちゃごちゃブログで評論するより、いっそAI小説を読んでもらったほうが理解が進むのではないか?
ということで、次のお題は、

「今月からの米農家の運命やいかに?」

について、AIに小説仕立てで書いてもらいました。

それがこちらです。

■末端
 >第一部
 >第二部
 >第三部
 >第四部
 >終章

前作、令和の米騒動を舞台にした「歩留まり」の続編です。
令和の米騒動の影響を受けた、2026年8月以降の日本を舞台にしています。

なお、令和の米騒動を舞台にした「歩留まり」はこちらです。
前回の記事でとりあげました。
■歩留まり
 >第一部
 >第二部
 >第三部
 >第四部


今作「末端」では、これからの米農家がどのような経営状態に陥っていくのか。
そして、その結果として2030年くらいまでに何が起きるのか?を、なるべく客観的なデータや慎重な見通し・分析から描いています。

なによりもAIにお願いしたのは、「小説としての物語性よりも、米業界を分かりやすく解説することを重視してほしい」という点でした。
なので、未来の話ですので、ついついドラマチックに描きたくなるところを、
「米業界のことを知らない読者に、分かりやすく伝える」
ということを目的として書いてもらっています。

今作の舞台は山形県庄内ですが、登場人物や舞台となっている地域・集落はフィクションです。
もし同名の人物や組織、地域などがありましても、本作はそれを扱っているわけではありません。あくまでも架空のものです。

ただし、AIには「徹底的に典型例を採用して物語を作ってくれ」ということを依頼、指示しています。
ネガティブプロンプト的には、「劇的な展開にするために、都合のいい事例をつくらない」という状態にしています。

もちろん、私がその中身を確認しながらではありますので、責任は私にあります。
でも、おそらくはこの小説内で描かれていることが、日本全国の米農家の「平均」「典型」であると思っています。

結末としては、もし「このままの状態」が続けば、米農家は倒産・廃業が大量発生するであろう、ということです。
もっと言えば、その倒産・廃業の原因は「米価格の下落【だけ】ではない」ということです。
さらに言えば、その倒産・廃業の可能性が高いのは、大規模米農家です。

なぜ、大規模米農家こそ倒産廃業しやすいのか?
その構造的な理由を小説では解説しています。

たぶん、YouTubeとかネット記事とかでも、この「大規模米農家の方が潰れやすい」という話はなされていることと思います。
農業のことを冷静に語れば、自然とそうなります。

しかし、読者の方々には、いまだに
「米農家は大規模化することが正解」
と考えている人も多く、それが実際には正解ではないことをちゃんと伝える必要性があると考えまして、このたびAIに小説という形で解説してもらうことにしました。

このシリーズとは違う小説で、類似した内容を扱ったものもあります。
以前、記事でもご紹介したものです。

■モラトリアム・プロトコル 〜現代雪女考〜
 >第二章
 >第三章
 >第四章
 >第五章
 >第六章
 >第七章
 >第八章
 >第九章
 >終章

以前も書きましたが、この小説の第一章と第二章だけ読んでもらえれば、大規模集約・大区画化、スマート農業化が極めて危険な道であることが理解できます。
そして、中山間地から撤退、「畳む」ことも、決して最善の策ではないことが分かるようになっています。

今作「末端」は、この社会派SFの「モラトリアム・プロトコル」を、もっと現実味のある設定と舞台で描いたものです。

私も、読んでいて胸が痛くなるような描写もありました。
まさに、米農家の典型例を描いてくれています。

ちなみに、「じゃあどうすればいいのか?」は、書きません。
小説執筆用のシステムプロンプトにも、それは書かないことにしています。
執筆にあたっての、AIとの事前打ち合わせでも、それは「書かない」という方針が良いということでした。

本シリーズは、あくまでも「解説」です。
こういう構造なので、こういう展開になります、なぜならそれはそういう「構造」だからです。
という話です。
じゃあどうするか?は、知ったこっちゃないということです。

コメント